ミケです。
今日は通勤電車も空いていて、いよいよ年の瀬を感じます。
って30日まできっちり働かされました(泣)
でも、我が職場では先着順で特別にお休みをもらえたようです。
ひどい(;つД`)
知りませんでした…orz
おまけに早く帰る予定が、人が足りずに残業しました(´;ω;`)
本題です。
日本は先進国と呼ばれて久しいのに、
賃金が他の先進国と比較すると明らかに下がっています。
全労連が作成した実質賃金指数を見てみるととんでもないことが起こっていますね。
過去約20年間で100だった賃金が
オーストラリアが130以上
フランスが120以上
ドイツやアメリカが110以上
上がっているのに、日本だけ90以下に下がっています。
いくつか理由は考えられると思いますが、
1つには日本の経営者の手腕が原因だと思います。
なぜ日本の企業の経営者はこんなに馬鹿な手法しか打てないのでしょうか?
よく言われることですが、
日本ではサラリーマンが
“ところてん”
のように経営者に成り上がっている、というものです。
ビジネスリーダーたる素養もつけずに、部長や支店長の経験で経営しようとする。
部長も支店長も上の意向に従って動く役職です。
自分の頭を使って新しい価値観を編み出す、といったことには慣れていないんです。
だから、
過去に上手くいったことや
回りに引きずられるんです。
アメリカではきちんとプロの経営者の市場ができています。
ちょっと違うかも知れませんが、
『愛と青春の旅立ち』
原題
An Officer and a Gentleman.
という映画で
鬼軍曹にしごかれて
「お前なんか落としてやる」
みたいなことまで言われた主人公が卒業式で少尉になった途端、
鬼軍曹に「少尉殿」と敬礼されるシーンがあります。
鬼軍曹は訓練生を育てるため、
その階級を与えられ、
シゴキのテクニックを徹底的にマスターしています。
訓練生を育て上げ、
完成品が卒業式を終えれば、主人公は敬礼すべき立派な少尉です。
鬼軍曹はそこに誇りもあります。
アメリカではこのように役割ごとに市場があり、そのプロがいます。
上の意向を待ち、上のいいなりになる
プロでない経営者では今の時代は乗り切れません。
働き方改革を盾に残業ゼロを打ち出した経営陣に
では残業ゼロが達成された時やそれに近い実績を残せたら
インセンティブなり手当てをください
と言ったところ
それじゃせっかくコストを削ったのに意味がないよ
と返ってきた会社があるそうです。
なんというか…