始まり(1)

ミケです。

私は地方の、しかも単科大学出身だったので、もうそこから女性との交流は断たれていました。

もっとキャンパスライフを楽しんで、先輩や友人達との交流を大事にしていれば違う芽が出ていたのかもしれません。

入社しても本社に配属になり、適齢期の女性と一緒に和気あいあいと・・仕事をする環境には恵まれませんでした。

あぁ・・・

そういえば、一度だけ他部署の派遣社員で、素敵なお姉さんに声をかけられましたが・・・

私の前任者がプレイボーイだったらしく、私の教育係だったお局様から

「ああいう風になっちゃダメよ」

と常日頃言われていたため、変に身構えてしまい、断わってしまいました。

長身で、スラッとスタイルもよく、北川景子ばりの美人さんでした。

なんであんな美形がわが社の派遣なんかに?とよく思ったものです。

あの時一歩踏み出していれば・・・

などと思ったことも。

途中入社だったため、同期という者もおらず、つまらない毎日を送っていました。

お局様の言い付けを守り、会社では大人しくしていたのとは裏腹に、私生活では裏道に入り込んでいくのです。

そして、その頃普及し始めたインターネットで調べあげたのが吉原でした。

今はやっているかもわかりませんが、2時間30,000円の、今でいう中級店。

そこが私の初体験の場所となりました。

それまで自家発電しか・・・

ん・・・?!

あ、そういえば吉原の前にイメクラに2~3回行きましたっけ。

でも、終わったあとにどうにもならない虚無感に襲われてしまって。

出すべき所に出さないと!

と思い始めたのが吉原に至る経緯でした。

まぁ、女性に手伝ってもらったことはあったにせよ、女性の中に致すのは初めて。

うまくできるのか?

送迎車のドライバーは

「初めてですか?」

よくわかったな・・・(汗)

「楽しんでくださいよ。2回でも3回でも思う存分」

いや、2回も3回もって言われても、出せるかどうかもわかんないんですけど・・・

そして、私が初体験ということを指摘したわけではなく、初来店ということを言ったらしい。

ハハハ・・・そうだよな

「うちは基本的に帽子もいらないんで。あんなのジャマでしょ?クックック」

いや・・・初体験で、こういうところで、ゴム無しって・・・抵抗ありますよ(汗)

自衛隊の友達も、する時は絶対ゴムを着けろって一番最初にゴムの着け方を習ったって言ってたし。

「え?着ける?まぁそういうお客さんもいますけどねぇ。あんなのもどかしくっていけませんわ、あっはっは」

・・あっはっは

「あっ着きましたよ~♪いってらっしゃ~い」

今思うとこのドライバー、愛すべき隣人だったのかもしれない。

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投稿者: mikenojo

♂貧乏サラリーマン。 身体障がい者。