ミケです。
インデックス投信も2回目の今日は手数料のお話です。
手数料(1)
さて、長期投資には手数料の話をしないわけにはいきません。
日本の投信の手数料については、2017年4月に金融庁の森長官という人が話した講演によって劇的に変わりました。
その講演はつみたてNISAを実施するにあたり、その対象となる投信が日本には少ないことを嘆く内容でした。
日本で設定されている5,000を超す投信のほとんどが、販売会社のために顧客から手数料を搾取しやすく作られており、つみたてNISAの想定するものからは程遠いということでした。
そして、顧客本位の姿勢に立ち返り、顧客の資産形成に資するように販売手数料や信託報酬等の手数料を見直せ、と。
当時の資料がなく、記憶に頼るしかないのですが、インデックス投信の販売手数料が1%前後、アクティブ投信では3%は当たり前の世界で、長期投資に一番肝心な信託報酬も利益より高くなっちゃうような投信ばかりでした。
当時、アメリカと同じ水準で買えたのはバンガードぐらいだったような気がします。
今はちゃんと見直され、積立NISAの対象となる投信に制限をかけ、信託報酬は1.5%以下、販売手数料もノーロード(タダ)でなければならなくなりました。
インデックス投信の信託報酬は0.1%ぐらいから選べるようになっています。
投資環境は凄くよくなった感じです。