ミケです。
株式投資といっても、デイトレーダーみたいに1日の売買で利益を出すなんてことはできません。
向いてないんです。
テクニカル分析もあまり得意ではありません。
好きな人は好きなんですけど。
この記事は、株式投資を始めたいけど、いろんな人がいろんなことを言っていて、何から覚えればいいかわからない、という方に読んでいただきたい内容となります。
まず、投資哲学を持ってください。
お金はあるからIT関連の株を片っ端から買っていく、なんていうことは哲学のない人のすることです。
投資哲学をつけるにはやはり先人の行動を観察して、何を考えているのかを知ることが一番近道だと思います。
そこでオススメしたい本があります。
『最強の投資家バフェット』
これは日本人が書いているので読みやすく、文庫本なので電車の中でも気楽に読めます。
そして、最強の投資家の考え方を知ることができます。
私もこれを読んで、株式に対する認識が180度変わりました。
皆さん、ウォーレン=バフェットはご存じですよね?
彼の投資哲学がいかにシンプルか、知ることができました。
これなら、私にも投資ができるのかも?と思いました。
彼も長期投資がモットーです。
というか、手放すことを考えていない。
彼が惚れ込んだ企業はできるものなら丸ごと買ってしまう。そんなスタンスなんです。
それだけの財力が彼の投資会社バークシャー・ハザウェイにはあるからなんですが。
私は彼が好きになって、彼の真似事を実践しました。
時期もよかったんですね。
リーマン・ショックが起きた2008年、例に漏れずバフェット銘柄も急落しました。
債券投資(そんなにカッコいいものではありませんが)は経験していましたが、自分が株式に手を出すとは考えもよらなかったことです。
年末、ボーナスが出たので全てつぎ込みました。
怖かったですけどね。
情報は集めました。
ビジネス内容、株価動向、指標、バフェットの動向…アニュアルレポートと財務内容は英語が読めないので諦めました。
2007年の株価の3分の1まで下落して過去5年の動向でもこんなに低かった時期はありませんでした。
そしてなにより、ビジネスが陰りがなく、ちゃんとしていたのです。
これが重要なんです。
年が明けて春になると更にその半分まで下がる局面もありましたが、もう買えるお金もなく、ただ傍観していました。
夏には株価が回復し、あっという間に私の買値を通り越し、買値の2倍のところで推移するようになりました。
こんなにうまくいくとは思いませんでした。
もう何があっても損(評価での話)がでない。
これが私のデビュー戦でした。
当然、宝物として一生持ってよう、買い足すことはあっても絶対に売らないでおこう、と心に誓ったのですが…
収入が上がらず、残業も減り、ボーナスも減って、生活がどうにもならなくなって、泣く泣く売ってしまいました。
そのときの株価は買値の5倍弱でした。