ミケです。
年末の続きになりますが、
日本の経営者は私たち労働者の給料や賞与をコストとしか見ていません。
コストは安くするのが当然だ。
その安直な考えがここまで日本経済を破壊してきたのです。
自分の聖域を守るため必要以上にため込み、
社会を潤す等とは一向に考えない。
コストを削っていくら内部留保が貯まりました。
と株主総会で報告すれば、一応の格好はつきますからね。
日本の機関投資家も少しずつ動き出しているようですが
まだまだほんの一掴みだと思います。
へぇ~すごいじゃない!
と納得するおバカな株主や
配当さえもらえればなんでもいい
と考えている株主も多いんじゃないでしょうか?
子も子なら親も親
てところでしょうか。
大鑑巨砲主義に取り憑かれて敗戦した帝国海軍を見ているようです。
まさか、とお思いですか?
日経新聞によると
17年の日本の報酬中央値(約1,080万円)はシンガポールや北京よりも安いそうで、
米国の当局はサンフランシスコの年収1,400万円の家族を低所得者と分類したそうです。
だから、今や日本人は安い労働力として海外から引く手あまたなんです。
日本のケチな経営者の下で働くよりも、
海外で働いた方がよほどいい暮らしができると考える人間も増えるでしょう。
私たちの世代ではまだ英語すらしゃべれない人間も多く、
厳しい労働条件に耐えるしかないのですが
これからの若者は違います。
こんな苦しい国で働いている労働者の子供なのです。
外国語教育も施されているでしょう。
簡単にアプリなどで勉強する環境が整います。
どんどん羽ばたいてほしいものです。