N(9)

ミケです。

先週、寿司を食べに行った際、いつものようにウニを頼みました。

ここのウニはいつも甘くて、口いっぱいに幸せが広がるんです。

「ミケさーん悪いねぇ、北海道今、赤潮のせいでウニが全然獲れなくて」

あ、そうなの?

9月末だったか、赤潮で鮭が大量死というニュースは聞いた気がする。

あれは北海道だったか。

「揚がっても変なのしかなくて、それでも高くなってるから」

なるほど・・・じゃあこの冬は無理だねぇ

私、年末には毎年、北海道の海鮮屋さんから実家にイクラとウニを送ってるんです。

ここのイクラがまた美味しくて。

今年は無理かな?

と、ダメ元で聞いてみると

「ミケさんの分はなんとか取れます」

え?本当ですか?

「でも来年の方が心配です。どうなっちゃうんでしょうね・・・」

あ、7年は元に戻らないって聞いた。

「そうなんですよぅ・・・」

今年はまだストックがあるらしいけど来年以降は北海道の海は・・・

寂しい限りです。

N(9)

この頃になると、イかない、イけない女性もいるのだと割り切ることができるようになってきている。

相性も、私の未熟さもあろう。

脱力感を嫌って我慢する女性もいる。

ある程度攻めて、難攻不落のようだったら次のフェーズに移行するようになった。

軽めの前戯になってしまったのが心残りであるが、こういうこともある。

私は起き上がり、Nの腰ににじり寄った。

私は手に唾を付け、乾いた自身を湿らし静かに挿入を開始した。

「・・・んん・・はぁぁ・・・おっきいね、ゆっくり・・ね?」

痛いかい?

「ううん」

上気した顔が作り笑いする。

Nの言葉に従いゆっくり動き出す。

「はぁッはぁッ・・あっ・・」

動きに合わせて漏れる吐息に時々声が混じる。

Nの手が、敷いてあるバスタオルを握り締めようとして握り損なう。

きれいな顔を歪め、半開きになった口を吸った。

Nが舌を入れてきた。

私は興奮して腰を激しく動かした。

Nは求めるように舌を伸ばし絡めてくる。

あっ!ダメだ!出そう・・・!

急ブレーキを踏む。

顔を離すと、Nは私の顔を覗き込む。

「フフ・・どうしたの?」

Nの顔が笑った。

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投稿者: mikenojo

♂貧乏サラリーマン。 身体障がい者。