パワーハラスメント(5.3)

ミケです。

コロナに関して、いつかは収まるだろうと楽観はしておりますが、景気後退は困りますね。

昨日の日経新聞では、33人のエコノミストのうち9割が景気は後退している、と答えたとありました。

また、近々発表する月例経済報告では「回復」という文言は使えない状況まで来ているといいます。

確かにもうそんな感じですね…

通勤電車の中吊り広告では、その状況を見てか政府の責任といい、もっと緩和政策を、と煽っています。

…うーん、それはちょっと違うんじゃないかなぁ、と思います。

日本の大企業の経営者たちが先陣斬って社会にお金を流し、

ーもっと具体的に言えば従業員の給料を上げ、明るい未来を見せていればー

同じ局面でももうちょっと違った風景になったでしょう。

トップが自分の繁栄と保身しか考えられないと、脆弱な社会しか築けません。

そして、ちょっとしたショックにも耐えられず吹き飛んでしまいます。

こんなこと子供でもわかりそうなことなのに…

愚かなことです。

さて。お題目です。

私が来る前のこの部署は、それなりの士業の先生が取り仕切っていたそうです。

ところがその先生がいなくなり、知識と経験を備えている人間が非管理職のCFP1人だけになってしまったのです。

CFPというのはファイナンシャルプランナーの中でも相当勉強している部類の資格です。

が、税理士法で定められた税務相談はできません。

ですから、同じCFPの資格を持つ私に偉そうに出来るのは、ほんの少し先にこの部署に入って蓄積した経験の分だけです。

確かに税金や相続については細かいところまで知っていました。

そんなこと言っても営業員はわかんねぇよ、ってことをブチブチとうるさく言うのです。

CFPの税金の試験には税理士の試験よりも難しい問題がある、なんて言われることもありますが、そんなものできてもしょうがないのです。

税務相談なんてできないのですから。

それを解いて、悦に浸っているのが彼だったのです。

他の知識ー金融、保険、不動産等についてはあまりパッとしませんでしたね。

それでも彼が生き残れたのはこの部署の特殊性だったのでしょう。

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投稿者: mikenojo

♂貧乏サラリーマン。 身体障がい者。