ミケです。

体を流し終わり、テレビを見ているユカリに交代を促す。
「ひゃーおっかし~!あっはっはっ」
手を叩いて笑いながら、ベッドから立ち上がりこちらに向かってくる。
「じゃちょっと待っててね」
当時SMAPに興味がなかった私はチャンネルを替えて違う番組を見ていた。
しばらくしてシャワールームから出てきたユカリに、さっきの続きがどうなったか聞かれた。
「え~っ!?なんで見てないの~?面白かったのにー!」
・・・いや、ごめん
「もー!」
と言ってほっぺたを膨らませ、体に巻いていたバスタオルを取り、ベッドに潜り込む。
私も慌てて、腰に巻いていたバスタオルを取りユカリの隣に添い寝する。
しばし見つめ合い、ユカリがニコッと微笑む。
戦闘開始の合図だ。
黙って口を寄せ、ユカリの唇に触れる。
するとユカリが唇で軽く私の唇を挟む。
私も挟み返す。
しばらくその甘い応酬が続く。
いきなり舌を入れるより数倍気持ちいい。
それが徐々に唇を離したり、また求めるようにくっついたりして、啄むようなキスに変わる。
ユカリとこんな時間が過ごせるなんて最高だ。
当時はそう思っていた。
そして、唇から首、胸へと愛撫していった。
その時、ユカリが
「もっと強く揉んで」
と要求してきた。
ユカリがこんな要求をしてくるなんて初めてのことだ。
ちょっと力を入れると
「もっと!もっと強く!揉みしだいて!」
更に力を入れたが、これ以上は「揉む」というより「潰す」若しくは「つねる」になってしまいそうで、出来なかった。
ユカリは不満げに
「じゃあ足、舐めてくれる?」
と言った。
ももから膝まではいつも舐めていたが、爪先まではまだ未体験だった。
片足ずつウエストの横から舐め始める。
「ふふっ」
くすぐったい?
「気持ちいい」
