ミケです。

ももの外側から、丁寧に舐め残しがないように膝に向かう。
息が洩れる。
微かに響く喘ぎ声が分身を奮い起たせる。
膝に移る。
くすぐったがらせないように、ゆっくりと。
「ハァ~・・・気持ちぃぃ」
ふくらはぎを持ち上げ、すねの外側から舐める。
「んんっ・・・」
こんなところが感じるのか・・・
脛から足の甲へスライドする。
「あっ・・」
足の甲を吸い、また舐める。
足の裏を持ち、足の指を親指から1本1本丁寧にしゃぶっていく。
ユカリがいつも私の分身にしてくれるように。
ユカリと目が合う。
ユカリは静かに喘ぎながら、私の口元をじっと凝視している。
私は照れ笑いをして舐め続ける。
かかとをもち、足の裏に舌を這わせる。
「すごい気持ちいい・・よ」
最大の褒め言葉だ。
しかし、舌が疲れてきた・・・
こんな感覚は初めてだった。
舌がつる・・・
だが、ユカリが気持ちいいと言ってくれているこの行為を、やめるわけにはいかなかった。
今度はすねの内側、内もも、と右足を舐め尽くした。
腰からスタートし、下半身の外側を爪先まで下り、ターンして内側を廻ってきた形だ。
花弁には触れずに、今と同じように反対側の足を舐め出す。
途中で
「ねぇ・・疲れたでしょ?もういいよ」
と頭を撫で付けられながら言われた。
ううん、大丈夫。
頭を振って黙々と舐め続けた。
左足の内ももを舐め終わると、舌が麻痺して唾液も出にくくなっている。
だが、メインディッシュはこれからなのだ。
